黄砂の進撃 (講談社文庫) [134回参照されました]
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本の紹介
100% [全361ページ]
状態 読み終わった!
2018/04/15 13:30:46更新
著者 松岡 圭祐 ブックリンクされた本
-評価
★★★★☆感想
「黄砂の籠城」を中国側の視点から書かれているのがこの「進撃」。光緒帝が近代化をすすめようとしていたのに西太合は紫禁城に守られてどれだけ無知だったのだろうか。宣教師の横暴にどうにかせねばと農民が立ち上がったのが義和団。紅灯照の妖術も史実であり黄蓮聖母も実在したらしい。自己を見失いがちなとき、人智を超えた奇跡の存在を信じれば心の拠りどころができると導いてきた張徳成。りっぱだった。「籠城」ででてきた柴さんが莎娜と会話するくだりが今の日中関係はどうにかならないのかという作者の意図を感じた。
読書の軌跡
361ページ | 2018/04/15 13:30:46 |
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