山本周五郎長篇小説全集 第十一巻 ながい坂(上) [262回参照されました]
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本の紹介
100% [全498ページ]
状態 読み終わった!
2018/04/28 13:50:52更新
著者 山本 周五郎 ブックリンクされた本
-評価
★★★★☆感想
平侍の主人公が、いつも通る橋が藩の実力者により勝手に落とされたことを端緒に人生の舵を切り、殿に認められて出世し数々の苦難を乗り越えて行く話。山本周五郎らしく、主人公の剣の腕は群を抜いているが、正義の味方の主人公が悪をうつと言うような単純な話ではなく、正義と悪が入り混じった混沌とした展開。その中で主人公が悩みながら人生の坂を登って行くと言う趣向である。やはり感覚的に古さを感じさせる所もあるものの、紋切り型ではない登場人物の描写が魅力的である。しかし、ななえを囲うのは感心しないなぁ。
読書の軌跡
498ページ | 2018/04/28 13:50:52 | ななえを囲ったのは、やはり間違いではないか |
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