月とメロン (文春文庫) [256回参照されました]
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本の紹介
100% [全308ページ]
状態 読み終わった!
2017/12/31 20:59:39更新
著者 丸谷 才一 ブックリンクされた本
-評価
★★★★★感想
(p21)彼が当時の雑誌類を調べ、歌人たちの話を聞いて、明治歌壇の情勢を探ったことが、後の『新古今』研究に役立ったのではないかと思ふからである。『新古今』の歌人たちは、互ひに刺戟を受けあったり、競争したり、敬愛したり、対立したり、嫉妬したりしながら、あの歌風を形づくって行った。小島はその人間関係をしきりに気にしながら『新古今』歌壇を思ひ描き、そしてそのことによって『新古今』歌風および『新古今集』の成立を探る。このとき彼にとって手がかりとなったものは、明治歌壇の人間関係や気風だったのではないか…(徳富蘇峰も、)織田信長や豊臣秀吉など遠く隔たった時代の英傑を書くことができたのは、ひとへに自分がジャーナリストとして伊藤博文、山縣有朋、桂太郎その他と交際して、政界の大物はどういふときにはどう考へ、どう振舞ふものかを目のあたりに見たからである、と(述べている)
読書の軌跡
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