プレステ3はなぜ失敗したのか? (晋遊舎ブラック新書 002) [91回参照されました]
ryoさん がこの本を手に取りました。ryoさんは、これまでに20冊の本を読み、5,505ページをめくりました。
本の紹介
100% [全207ページ]
状態 読み終わった!
2011/05/14 18:27:07更新
著者 多根 清史 ブックリンクされた本
-評価
★★★☆☆感想
なぜプレステ3は失敗したのか読んでみて自分が理解した事を簡単に纏めてみる。
1.当時まだ主流になっていないBluerayプレイヤーとしての機能を付けた事。(生産ラインに影響が出て発売日、出荷台数に影響しスタートダッシュに失敗)
2.そもそも値段が高すぎる。ソニーはプレステ3を家電として見たが消費者はプレステ3をゲームとしてみた。
3.ソフトウェア開発の敷居の高さ。任天堂からシェアを完全に奪ったプレステ時代はソフトウェアの開発の手軽さからアタリショックの再現が起こる程だったが、プレステ2、3となってプロジェクト規模の大きさ、技術力がとてつもない事になっていた。
4.当時のソニーの経営体制。(この辺は少し難しくてよく分からなかった)
5.ソニーの慢心?(2、3の理由を始めとして消費者、ソフトウェア開発者に優しくない。)
その他色々あったと思うが、後半になるにつれておもしろさがなくなってきて、話が小難しくなってきた印象。
プレステ2が成功した理由としてDVDプレーヤーとしての機能も備えた4万円、さらにプレステで築いた財産の引継ぎ(下位互換)があった事。まぁ普通に考えたらそうなんだけど、一度深くこの辺の事を考えたいなら読んでみるのもありかなぁと思う。
読書の軌跡
150ページ | 2011/05/10 11:35:39 |
207ページ | 2011/05/14 18:27:07 |
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