スイス時計の謎 (講談社ノベルス) [492回参照されました]
miyanさん がこの本を手に取りました。miyanさんは、これまでに1,907冊の本を読み、591,607ページをめくりました。
本の紹介
100% [全272ページ]
状態 読み終わった!
2017/04/13 13:03:43更新
著者 有栖川 有栖 ブックリンクされた本
-評価
★★★★★感想
彼の作品は、倒叙作品が実にいいんですよね。
完全犯罪なんか、どこかでボロが出ちゃうから
どうにもしようがないのに、やれちゃうと思ってしまう。
まあ、今回の場合は、殺される側にも非がありだったから
しゃあないといえばしゃあないけど。
(でも加害者の親族のほうも非がないとは言えない)
これはあっというような発想の密室でしたね。
とんでもないものを利用することによって
手を下さずに密室にできたけれども、
道具があまりにも強烈過ぎましたね。
だから犯行現場も不自然になっちゃった。
表題作はまさに時計がキーポイントとなっていたわけで。
なぜ犯人が被害者の時計を持って行ったかって?
それには深い理由があったわけです。
まあこれもその点で言えば
倒叙作品と似ているといえば似ているところ。
あとはある理由で首のない殺人事件だとか
ひょんな理由で殺人になった事件とか…
そこそこ面白かったですよ。ええ。
読書の軌跡
144ページ | 2017/04/13 11:05:32 |
196ページ | 2017/04/13 11:44:44 |
272ページ | 2017/04/13 13:03:43 |
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