夜の噂 (新潮文庫 よ 4-6) [96回参照されました]
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本の紹介
100% [全269ページ]
状態 読み終わった!
2017/03/04 22:42:00更新
著者 吉行 淳之介 ブックリンクされた本
-評価
★★★☆☆感想
男と女の駆け引き。
そして、噂が噂のがんじがらめとなり
真意はまるで霧の中。
営業マンとして女を意のままにし、
営業成績を上げようとする男。
そして彼の周りにおり、
何かと謎の多い女たち。
一番の謎は名倉の愛人である桂子ですね。
本当に、食えない女。
一度打ちのめされようが何度でも、何度でも
ゾンビのように這い上がってきそうで恐ろしいです。
で、最後に思わぬ打撃が降りかかるわけです。
鬼多さん、女を見くびりすぎましたね。
済ました顔して、奴らは狡猾に復讐のチャンスを
伺っているのですぞ?
こういう作品は嫌いじゃないけど
後味は好きでないのでこの評価。
読書の軌跡
63ページ | 2017/03/04 18:57:08 |
154ページ | 2017/03/04 21:57:59 |
269ページ | 2017/03/04 22:42:00 |
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