鹿の王 (下) ‐‐還って行く者‐‐ [441回参照されました]
Yooさん がこの本を手に取りました。Yooさんは、これまでに282冊の本を読み、102,048ページをめくりました。
本の紹介
100% [全560ページ]
状態 読み終わった!
2016/11/27 11:32:28更新
著者 上橋 菜穂子 ブックリンクされた本
-評価
★★★★☆感想
鹿の王と言うタイトルが疑問だった。鹿の王は、群れに君臨する王ではなく、敵から逃げる際に、最後に残り身を呈して群れを守る鹿のことらしい。物語は、帝国の支配者、辺境の国アカファ、その下で暮らす各部族の思惑が入り乱れて展開する。登場人物の描写も単純ではなく、状況に応じて変わっていく。クライマックスは、最初、あれっ、と思うような呆気ない展開で、これで終わるのかなと思っていたら、ちゃんと続きが用意されていた。長い話だが、飽きることなく、読み進めることができた。
読書の軌跡
560ページ | 2016/11/27 11:32:28 | 良かった、良かった |
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