不屈の棋士 (講談社現代新書) [115049回参照されました]
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本の紹介
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2016/07/23 13:29:33更新
著者 大川 慎太郎 ブックリンクされた本
評価
未評価感想
ソフトの方が格段に強いことが明らかになってしまった将棋界。
・スポンサーに対する配慮、棋界におけるポジションから語らぬこと、語れぬことのある羽生・渡辺
・ソフトの強さを全面的に肯定し、ソフトで強くなる、人との対戦練習に意味がないとまで断言する千田
・強いソフトを貸し出しされる棋士とそうでない棋士との待遇差
・ソフトに嫌悪感を隠さない佐藤康光、行方
・率直で自虐的な物いいが面白く、ここであげられる他の棋士達からも独創的で奔放な棋風が憧れられる山崎
・ソフトに依存しすぎな三段達のこれから
今後の将棋とプロのあり方がどうなるかわからないが、「ソフト」に対する自己の存在価値をかけた棋士達も向かい合い方そのものが、真摯で個性的。そうであれば、棋士達の将棋の魅力も残っていくのでは、と思わされた。
読書の軌跡
320ページ | 2016/07/23 13:29:33 |
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