GDP4%の日本農業は自動車産業を超える (講談社+α新書) [390回参照されました]
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本の紹介
43% [全256ページ(残り147ページ)]
状態 読んでいるところ
積ん読時間:積ん読1年以上
著者 窪田 新之助 ブックリンクされた本
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(p18)専業でも兼業でも、米価が政府によって守られているために、農家は経営に対する意識に乏しく、生産費すら知らない状態だった。生き残った農家はたまたま投資をした時期が良かったなどの、偶然の結果でしかない。 (p22)採算を度外視してまで農業を続けている高齢者が少なからず残っているからだ。農家は経済性だけでは動かない…地域の住民の目に自分の農地がどう映っているかを非常に気にする。だから荒らすのは忍びなく、引き受け手がいなければ、体力がある限り自分で耕そうとする。 (p24)農業従事者は、70歳を超えると一斉にリタイアする…2017年には農家が一斉にやめていく。 (p75)先物市場には、価格発見機能もある。取引時のが先物価格を公表することで、それに基づく取引が行われ、適正な価格が形成されていく。また多くの売り手と買い手が集まることで、需給の動向や産地別の作付け、あるいは天気の様子などの情報も知れ渡り、これも適正な価格作りに役立つ。稲作経営者が先物価格をにらみながらコメの作付面積を決めるため、需給の安定にもつながる。
読書の軌跡
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84ページ | 2016/07/13 15:00:09 |
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