幕末史 (新潮文庫) [2205回参照されました]
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本の紹介
100% [全512ページ]
状態 読み終わった!
2016/06/25 12:35:43更新
著者 半藤 一利 ブックリンクされた本
評価
未評価感想
観劇に備え「るろうに剣心」一気読みから突如始まった「幕末祭」の一環。「攘夷」「薩長」だの改めて自分が幕末について無知なことを思い知り、手に取った本書。慶應大学で行った講義をまとめたものであるようだが、分かりやすくて、面白くて。一冊読んだあとの視界の開け具合といい、知識的なコストパフォーマンスが素晴らしい。ひたすら外国人嫌いの孝明天皇、考え方・態度を節操なくコロコロ変える慶喜にと、物語に出てくる役者(こういってはいけないのだが)のキャラ立ちにも過不足がない。個人的には、幕臣側で対極を見据え開城する勝海舟がカッコいい、と思った。幕末についてはもう少し読み進めていこうと思う。
読書の軌跡
512ページ | 2016/06/25 12:35:43 |
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