鉄の骨 (講談社文庫) [184回参照されました]
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本の紹介
100% [全672ページ]
状態 読み終わった!
2016/05/31 00:21:49更新
著者 池井戸 潤 ブックリンクされた本
-評価
★★★★☆感想
中堅ゼネコン・一松組の若手、富島平太が異動した先は“談合課”と揶揄される、大口公共事業の受注部署、業務部だった。まったく畑違いの部署に不平を募らせる平太だったが、業界のフィクサーと噂される人物と知り合ったり信念を持った上司たちの素晴らしい働き振りを目の当たりにし、徐々に仕事にのめりこんでいく。この異動の真実の目的は?建設業界、銀行、東京地検など、様々な人たちの立場から事件を見せてくれたのでわかりやすかったが、下請け業者の立場、共存するための談合と、悪人が潤うための官製談合の違いをもう少し書いてほしかった。
読書の軌跡
672ページ | 2016/05/31 00:21:49 |
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