マリー・アントワネット 運命の24時間 知られざるフランス革命ヴァレンヌ逃亡 [1908回参照されました]
karasu_uさん がこの本を手に取りました。karasu_uさんは、これまでに93冊の本を読み、22,560ページをめくりました。
本の紹介
100% [全248ページ]
状態 読み終わった!
2016/02/20 16:18:39更新
著者 中野京子 ブックリンクされた本
-評価
★★★★☆感想
図書館でざくっと読んだ。
王一家の逃亡からその失敗を、フェルゼンとアントワネットを主役に据えたドキュメンタリー風小説のように仕上げたもの。
文体自体は軽快で、暗愚は王でありマリーアントワネットは寧ろ洗練されたブルジョワだったという切り口。
王の暗愚ぷりが(まぁ恐らく本当の話なので)見てきたかのようにイライラさせる上に緊張感が伝わり、読みやすい文体。
フェルゼンのアントワネットへの献身的な愛が話の中心に据えられているおかげでなんどもウルっとさせられる。
読書の軌跡
248ページ | 2016/02/20 16:18:39 |
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