昭和元禄落語心中(8) (KCx) [4082回参照されました]
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本の紹介
100% [全160ページ]
状態 読み終わった!
2015/08/16 21:13:46更新
著者 雲田 はるこ ブックリンクされた本
評価
未評価感想
「人の情てエのはぬぐってもぬぐってもまとわり付いてきゃあがる。死んじまうにはこの世はあまりに愛おしい。けどそれじゃぁ芸の神様にお会いできないんだ」。病に倒れて落語ができない心境に陥った八雲の台詞である。この台詞に、助六の死の真相を胸に秘め、一人孤独に戦い続けてきたはずの八雲に、小夏・与太、信ちゃんと疑似家族が出来ていたことの感慨がにじみ、じーんとくる。「落語と心中しない」落語はあり得るのか。次巻が本当に楽しみ
それにしても、良くできた漫画だ。登場人物の全てが愛おしく、台詞もピタリピタリ決まるし、また伏線もうまくドラマティックで、思わず全巻読み返してしまった。
読書の軌跡
160ページ | 2015/08/16 21:13:46 |
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