海馬―脳は疲れない (新潮文庫) [3685回参照されました]
taka_akiさん がこの本を手に取りました。taka_akiさんは、これまでに3,187冊の本を読み、938,315ページをめくりました。
本の紹介
100% [全344ページ]
状態 読み終わった!
2007/05/20 22:17:43更新
著者 池谷 裕二 ブックリンクされた本
評価
★★★★☆感想
池谷さんと糸井重里さんの対談形式で、脳の不思議が語られています。気になった所を抜粋、一部追記してます。
1.脳の能力とは、煎じ詰めれば情報の保存と情報の処理なんだ。
2.脳は「べき乗」で発展
3.人間の脳の中で最も可塑性に富んだ場所が海馬なんですよ。
4.うたうの、たのしいですけどねぇ。
5.頭の良くなる薬は、あることはある。
6.お酒を飲む前にサフランライスを食べると、記憶が飛びにくくていいかもしれません。
7.風邪をひいた時に風邪薬を飲むと眠くなるのも、アセチルコリンのはたらきが抑えられるからなのです。
8.睡眠は、きちんと整理整頓できた情報をしっかりと記憶しようという、取捨選択の重要なプロセスなのです。
9.扁桃体をはたらかせる卑近な例としては、「感情に絡むエッチな連想をするとものごとを憶えやすい」ということがありますよね。
10.当時話題(モーツァルト効果:聴くとIQが上昇する)になったのは、『二台のピアノのためのソナタニ長調K.四四八』という曲です。
11.手際のよさや整理のうまさなんかじゃなくて、(朝)九時から(朝)四時まで仕事をせざるをえないぐらいの「強烈な動機の塊」みたいなものが、トップクリエイターの根っこにあるチカラなのかなぁ、と思うんです。
などなど、興味深いですね。脳のお話に限らず、お二人のテンポの良いやり取りが、さまざまなトピックに飛び火する結果となっています。
2、6、8、10、11なんてのは脳のお話と関係ある無しに関わらず、「へー」とか「はー」とかなりましたです。
読書の軌跡
56ページ | 2007/05/16 19:35:33 |
64ページ | 2007/05/18 19:37:42 |
82ページ | 2007/05/19 07:18:57 |
90ページ | 2007/05/20 16:11:44 |
130ページ | 2007/05/20 19:23:50 |
160ページ | 2007/05/20 19:55:35 |
210ページ | 2007/05/20 20:26:02 |
290ページ | 2007/05/20 21:47:09 |
344ページ | 2007/05/20 21:55:07 |
コメント
コメントするにはログインが必要です。