日本史の謎は「地形」で解ける (PHP文庫) [107回参照されました]
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本の紹介
100% [全379ページ]
状態 読み終わった!
2014/09/06 23:25:55更新
著者 竹村 公太郎 ブックリンクされた本
-評価
★★★★☆感想
建設省でダム・河川事業を担当してきた著者が、地形から歴史を解いていく本。難攻不落の石山本願寺の制圧に信長が苦労したのは上町台地の地形、つまり周囲が湿地帯であることに要因があった。その地理的条件を選んで秀吉は大阪城を建設した。地形上、日比谷側の二重橋や大手門が江戸城の正門であるはずがない。安全な甲州街道と江戸城を結ぶ門が半蔵門であった。主に著者の推論からなるので賛否両論あるが、歴史学者でもなく分野が全く違う著者が地理的に歴史を語るのがとても新鮮でおもしろかった。
読書の軌跡
379ページ | 2014/09/06 23:25:55 |
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