戦略プロフェッショナル―シェア逆転の企業変革ドラマ (日経ビジネス人文庫) [1247回参照されました]
taka_akiさん がこの本を手に取りました。taka_akiさんは、これまでに3,187冊の本を読み、938,315ページをめくりました。
本の紹介
100% [全323ページ]
状態 読み終わった!
2009/05/15 20:39:41更新
著者 三枝 匡 ブックリンクされた本
評価
★★★★☆感想
相変わらず一気に読ませてくれました。
製品自体はいい物であるはずなのに、なぜか売れない…。そう言った状況にある企業に常務取締役としてやってきた主人公の広川氏、彼がどのように考え、どのように行動したのかという小説仕立てのストーリーと各章の間にはそれぞれに対する解説があると言う、この方の他の本と構成は同じです。
・事業には、成功のための最低限の成長ラインがある。
・日本の一般大企業の場合、一部の熱心な役員やミドルがいくら戦略計画やプランニングの本を読み、あるいはセミナーに出て勉強しても、それを会社に戻って本当に使おうとしたと時、「おまえがどうしてそんな理論を振り回すのだ」と言われがちである。
・なぜ価格を高くつけられないかと言えば、単純な話で、お客の認めてくれる価値がそれだけしかないからだ。
・その気になって見れば、情報は目の前にたくさんあるのさ。それに意味をつけて、社内に発信してくれる奴がいるかどうかだ。
・なまぬるい会社に共通した特徴は、社員のエネルギーが内向していることである。
・プロダクトライフサイクルのセオリー
・ルート3企業(企業成長の過程でドンジリになっている)の社員の礼儀作法とか社内の清掃への感覚は、確かにお粗末なことが多い
・上から下までサラリーマン根性の染み付いた会社もプランニングが広まりにくい。
・戦略は十分にシンプルか
・セグメンテーションは、顧客の心を企業がどれだけつかんでいるのかを映す鏡のような物
なんつーか、こう言うことを考えて実行しないと、仕事の面白さと言う意味では広がりが無くなっていく時期に自分自身が来ているんだなーとも思ったり。
読書の軌跡
48ページ | 2009/05/13 22:06:59 |
100ページ | 2009/05/14 08:40:11 |
166ページ | 2009/05/14 20:24:47 |
188ページ | 2009/05/15 15:35:05 |
246ページ | 2009/05/15 19:19:54 |
323ページ | 2009/05/15 20:39:41 |
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