見仏記6 ぶらり旅篇 (角川文庫) [1727回参照されました]
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本の紹介
100% [全276ページ]
状態 読み終わった!
2014/02/15 01:51:25更新
著者 いとう せいこう ブックリンクされた本
評価
未評価感想
見仏記の最新刊。本巻は、有名な仏像とマイナーな仏像のバランスがよく、1・2巻以降の若干のパワーダウンもあまり見られず、読み心地がよい。本巻のキーワードは「神仏習合」「誕生仏」「円空」か。円空は興味があるので、ここに出てくる荒子観音、鉈薬師は是非行ってみたい。しかし、初刊から20年の歳月は大きく、また、お揃いの虎斑の数珠をかったり、みうらじゅんといとうせいこうは仲良しである。
【個人的に好きな仏像】
広隆寺弥勒、中宮寺伝如意輪、東寺講堂仏像曼荼羅、聖林寺十一面、渡岸寺十一面、法隆寺百済観音など。つまり、平安初期までの超メジャー菩薩どころ。藤原時代以降の優美というより自分にとっては弛緩した仏像、鎌倉の神というよりモンスター化した仏像は好みではない。
読書の軌跡
276ページ | 2014/02/15 01:51:25 |
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