シリコンバレーから将棋を観る -羽生善治と現代 [367006回参照されました]
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本の紹介
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2011/03/23 12:22:42更新
著者 梅田望夫 ブックリンクされた本
評価
未評価感想
「将棋を指さないディープ将棋ファン」(「ウェブ進化論」の梅田望夫)による、これから、「将棋を観ようかな」と思っている読者のための将棋界の紹介本である。臨場感タップリの棋戦レポートとインタビュー等から構成される。将棋界は現在旬,一番面白い時代のようである。「盤上の自由」がない時代に「定型は指さない」と宣言し、初の名人戦に23歳で挑み、その後も自身の戦略等を惜しげもなく公開し、「知のオープン化」を進める革命家の羽生善治。「将棋は神の創りしもの」と真顔で語り、勝っても負けても子どものように泣く佐藤康光。「羽生に殴り合いだったら負けない」との自負心で、才能がないと言われつつも、故郷の応援を背景に、12歳で上京し、30代半ばを過ぎてトップに上りつめる深浦康市。羽生に3敗後に4勝し永世竜王となった若き渡辺明。羽生を中心にこの4人が紹介されるが、本当に面白く、ワクワクして読んだ。同著者の「どうして羽生さんだけが、そんなに強いんですか」より一般人にはこちらの方が読みやすい。
読書の軌跡
296ページ | 2011/03/23 12:22:42 |
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