乙女の日本史 [64回参照されました]
ふうたろさん がこの本を手に取りました。ふうたろさんは、これまでに7冊の本を読み、1,774ページをめくりました。
本の紹介
100% [全223ページ]
状態 読み終わった!
2014/02/08 06:37:01更新
著者 堀江 宏樹 ブックリンクされた本
-評価
★★☆☆☆感想
読書の軌跡
43ページ | 2014/02/04 21:45:26 |
67ページ | 2014/02/04 22:34:42 |
223ページ | 2014/02/08 06:37:01 |
コメント
ふうたろさん(2014/02/19 15:18:16)・出版された当初に表紙の美しさに惹かれて買って、読破していなかった本。色気とか恋愛とかそういうものと最近ご縁があったので、昔から続く日本の恋愛模様を知るために読んだ。
・この本の最大の特徴であり最大のGood Pointはこれまでの切り口にはない「乙女目線」で歴史を辿るところ。これまでのオッサン史とは全然違い、色恋沙汰にFocusした新しい日本史の本。
・p.50の紫式部と清少納言の対比などは面白くて、昔から女性のネチネチはあるんだなーとか、p.75では北条政子がいかにヒスな女性かを語っていたり。色んな人の「心情の変化」が詳細に綴られてる。
・p.13古事記の世界で大切なのは顔とセックスだとか、p.54昔はセックスから始まる関係が当たり前だとか、結構ぶっとんだ話を書いてくれてます。これ出版してるの東京書籍だよ…(笑)
・エッセイ風の文体で軽く読める、イラストレーターによる著だから挿絵が多く、デザインもピンクと黒でこだわっていて本として持っていたくなる感覚があるものの、全体としてはかなり主観で書かれていて暴走しすぎでは?と疑問を抱く節も多くあるので疑りながら読むのがおすすめ。
・要するに、この本はすべてを鵜呑みにして精読するものではなく新しくこういう切り口で見てみるのも面白いなくらいに軽く読む本としてオススメ。
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