心のかよわせ方 絆を深める心理学 (PHP文庫) [219回参照されました]
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本の紹介
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2013/11/23 09:58:52更新
著者 加藤諦三 ブックリンクされた本
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こんなことを楽しいと思われたくないと虚勢を張れば心を通わせることは出来ない。
自分の心の中の不安と向き合うことが心を通わせる方法。
今日一日を最後で良いと思って生きれば、心を通わせることが出来る。
自分がどんな人と心を通わせるかを知りたければ、自分がどんな時に相手を嫌いになるか、それを考えてみれば分かる。
かけがえのない人というのは、その人がいないともう自分は生きていけない、そういう関係の人である。
人を助けた時に、心の底で感謝を要求している。
自分を大切にすることなしに他人を大切にすることはできない。
自分は被害者ではなく、加害者であるという側面に気がつくことである。
自己犠牲をする人は、他人の人生を食い物にしている。
人と話していて、会話が途切れることを恐れるのは、人と話していても触れ合っていない証拠。
寂しさを誰とも共有していない。
自分の性格をそのままにしておいて、うまくいかないことを努力で乗り切ろうとしないことである。
プラスジェスチュアの強い人は、人と心が触れ合わない。心が触れ合っていると、プラスジェスチュアの必要性がない。
相手の期待に応えて、受け入れられることと、心が触れ合うこととは違う。
燃え尽きることから自分を救うには、親しさを培うことである。
自分の目的に向かう努力、自分の夢を手にする努力をする。
何かが思うようにいかないときには、その原因は意識の領域ではなく、無意識の領域にある。
無意識の領域で敵意を持っていれば、努力は実らない。
普遍的規範の遂行としてなされる親切や、愛の行為は相手にとって決してうれしいものにはならない。
自分の利益のみから行動することは合理的に思えても、結果として人をいよいよ不安にさせるのは、人としての触れ合いをうしなうからである。
立派でないのに立派な人間を演じると、相手に対しても非現実的なほど高い期待をしてしまう。それは、お互いの気持ちが触れ合うことの最大の障害になる。
心の触れ合いで何かをするエネルギーが湧いてくる。
自分の弱虫な姿を丸出しにできる場所があれば、何かをするエネルギーが湧いてくる。
何もしないままに過ぎて行く一日が、もしかしたらその人の人生にはかけがえのない一日であったかもしれない。
仕事で頑張ることは大切である。しかし、それが人生で唯一の大切なことではない。
その目的自身が目的なのではなく、それをすることで自分をひけらかすことが目的であった。
人が見て必死というところを神経症者はかたちだけを真似る。第三者には、必死に見える、その姿に隠されている心の満足感を神経症者は見ない。
触れ合いの関係を築こうとする努力をする。
読書の軌跡
210ページ | 2013/11/23 09:58:52 |
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