ゲームの父・横井軍平伝 任天堂のDNAを創造した男 [89回参照されました]
ryoさん がこの本を手に取りました。ryoさんは、これまでに20冊の本を読み、5,505ページをめくりました。
本の紹介
100% [全225ページ]
状態 読み終わった!
2011/04/13 21:23:48更新
著者 牧野 武文 ブックリンクされた本
-評価
★★★★★感想
任天堂が花札を作るだけの小さな会社から日本を代表する一流企業に発展するまでの経緯を横井軍平を焦点に描いた本。
横井軍平が行うモノ創りの考え方は非常に勉強になる。
特に「枯れた技術の水平思考」はDS,Wiiを生み出す上での根本にある考え方になっているように思う。
敷居が下がり価値が下がってきた技術に付加価値をつけて新しいモノを生み出す横井軍平の発想は神がかっている。
本書を読む上でモノを創る上での基礎概念とアイデアを浮かばせる力が身につく。
また横井ほどの人間でもモノ創りをする上でひたすらにトライアンドエラーの繰り返しだった。
売れるものを創るまでの過程に1000ものボツアイデアが浮かび上がると言う。
ようやく最後まで読み終えた。バーチャルボーイの失敗からゲームボーイポケットを成功させて任天堂を退社してコトを設立し、ワンダースワン開発中に交通事故で他界にいたるまで経緯を読んだ。
Wii,DSで任天堂が成功した今やからこそ横井軍平なんやろうなぁと思う。横井さんの発想、基本的にゲームというよりも玩具に近い発明品の数々。もっと横井軍平の本が読みたい。本を閉じたとき間違いなくそう思えた。
読書の軌跡
200ページ | 2011/03/29 19:29:00 |
225ページ | 2011/04/13 21:23:48 |
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