色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 [6497回参照されました]
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本の紹介
100% [全376ページ]
状態 読み終わった!
2013/05/19 15:49:05更新
著者 村上 春樹 ブックリンクされた本
評価
未評価感想
これは全くつまらない。駄作の部類(いつもできるはずの発売日読了ができなかった)。これまでの自著の残存記憶によって構成されたにすぎない。主人公の性格、ガールフレンドの描写・位置づけ、仲のよかった女友達の精神疾患、プール、比喩の使い方、少年・少女の完全性からの脱却、中年として生きる心構え、主人公に対する説教くさいアドバイス、ラストシーンなどなど、全てのエピソード・テーマ設定に既視感あり。一番似ているのは、「国境の南、太陽の西」か。エピソードの回収もできていない。村上春樹信者の自分であり、しつこく複数回読みをする自分であるが、二度読みはなかろう。
1Q84の後編?を期待(今のままで終わるのは納得し難い)。
【村上春樹長編マイワースト】
1 アフターダーク
2 本書
3 スプートニクスの恋人
【村上春樹長編マイベスト】
1 世界の終わりとハードボイルド(断トツ)
2 ねじまき鳥シリーズ
3 ダンス・ダンス・ダンス
【村上春樹短編集マイベスト】
1 回転木馬のデッドヒート(断トツ)
2 納屋の・蛍
3 神の子どもたちは皆踊る
読書の軌跡
376ページ | 2013/05/19 15:49:05 |
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