エンデュアランス号漂流 (新潮文庫) [47596回参照されました]
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本の紹介
100% [全466ページ]
状態 読み終わった!
2011/03/02 12:37:40更新
著者 アルフレッド ランシング ブックリンクされた本
評価
未評価感想
文句なし。傑作ノンフィクションである(「本の雑誌」に「未読の者が羨ましい」といった趣旨の記述があったが、大げさではない)。南極横断を目指していた船が難破。南極の氷の中を漂流し、17ヶ月後に乗員28名全員が奇跡の生還を果たす。カリスマ性のある隊長シャルクトン、元密航者の乗員、お荷物乗員など、乗員の個性もタップリで、極限状況の人間ドラマとしても面白い(一時期、人心掌握のためのビジネス書としても流行していたとのこと)。各人の日記の引用、地図、写真などが、臨場感たっぷりに、物語を盛り上げる。なお、本書で使用頻度が最も高い単語は、「あざらしのシチュー」である。油に、食用にと、あざらしが彼らを支えていたことがよくわかる。でも、食べたくない。
【本の雑誌333号冒険本特集→エンデュアランス号漂流】
読書の軌跡
300ページ | 2011/03/01 10:40:47 |
466ページ | 2011/03/02 12:37:40 |
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