大山康晴の晩節 (新潮文庫) [183734回参照されました]
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本の紹介
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2012/11/17 15:26:00更新
著者 河口 俊彦 ブックリンクされた本
評価
未評価感想
言わずとしれた大山康晴の一代記である。圧倒的な勝率をおさめた伝説的な名人であるが、盤外戦術やその政治的手腕等、どうも、人間としての可愛さがなく、あまり魅力的に思えなかった。むしろ、大山の対戦相手と記される山田勝美や加藤一二三等、周辺人物の描写が興味深い。著者の著作を見る限り、著者は、大山を崇拝し、羽生についてはあんまり、といった評価に思えるが、勝ち負けより面白い一手にかける羽生の方が棋士としても人間的にも上に思える。著者は、先日の千日局となった羽生・渡辺の王座戦第4局に観戦記者として立ち会っていたが、どうみたのだろうか?
読書の軌跡
366ページ | 2012/11/17 15:26:00 |
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