ペルディード・ストリート・ステーション (下) (ハヤカワ文庫 SF ミ) [596回参照されました]
机龍之介さん がこの本を手に取りました。机龍之介さんは、これまでに149冊の本を読み、60,008ページをめくりました。
本の紹介
100% [全572ページ]
状態 読み終わった!
2012/11/02 02:14:23更新
著者 チャイナ ミエヴィル ブックリンクされた本
-評価
★★★★☆感想
「ヤガレクは、わたしの友だちだ」
「本質的に異なるものが出合い、全体の一部となるゾーン。ハイブリッドなゾーンだ」
ウィーヴァーや、ヤガレクのモノローグなど何度も暗喩的に出てくるとおり、群像劇であります。
カタルシス的な終わりはなく、それぞれの人物が心の闇を引きずって人生を歩んでいくことになります。あるいは人生の終焉が語られる。
ニュークロブゾンに生きる人々の群像劇、ハリウッド的展開を求めるとガッカリしますね。
人生は不条理。みんなが不条理を抱えて生きるしかないという物語。
読書の軌跡
572ページ | 2012/11/02 02:14:23 |
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