人生の棋譜この一局 (新潮文庫) [137117回参照されました]
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本の紹介
100% [全429ページ]
状態 読み終わった!
2012/10/14 18:58:30更新
著者 河口 俊彦 ブックリンクされた本
評価
未評価感想
羽生が7冠をとる直前、平成元年~平成5年までの棋界見聞録である。プロローグとエピローグにある、棋士控室の描写が生き生きとして、興味深い(読ませる文章を書く人である)。羽生、佐藤、村山、先崎ら当時のエリート軍団が隣の対局室で進行中の将棋を検討している。その他の普通の棋士は入り込めるすきがない。平成5年には、そこに、丸山、藤井らが加わることになる・・・。羽生らの勃興に対する旧世代の狼狽・戸惑いぶりが読みどころか。先日の王座戦第4局もこの人が観戦記者だったようなので、今の羽生をどう書くのだろう?観戦記が楽しみである。
読書の軌跡
429ページ | 2012/10/14 18:58:30 |
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