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本の紹介
100% [全232ページ]
状態 読み終わった!
2012/10/08 13:43:21更新
著者 三浦 しをん ブックリンクされた本
評価
未評価感想
ファンである三浦しをんの読書エッセイとのことで、もの凄く期待していたが、今イチであった。理由は、ほぼ全てが新聞や雑誌に掲載されたものであり、分量や内容が「よそゆき」であるということに尽きる。ノンフィクションの紹介が多いが、彼女の本領は、偏愛する小説・漫画を対象とする長文エッセイである。襟を正して真正面からガチンコに、若しくは、片っ端から愛を込めた突っ込みを徹底的に入れまくるというような・・・。それら全くなかったのが残念。本書でよかったのは以下の3つ。
①萩尾望都の原画展に寄せたラブレター的感想文
②宮木あや子の「花酔道中」に対する真正面から真面目にその素晴らしさを称えた文章(官能小説として紹介されることが多いが、遊女ものの傑作と思う)
③彼女が大ファンである丸山健二の小説・エッセイのお勧め文(いくつか読んでみたいと思った)
読書の軌跡
232ページ | 2012/10/08 13:43:21 |
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