論理哲学論考 (岩波文庫) [262回参照されました]
H. Tarkunさん がこの本を手に取りました。H. Tarkunさんは、これまでに601冊の本を読み、192,344ページをめくりました。
本の紹介
100% [全256ページ]
状態 読み終わった!
2011/05/23 00:06:23更新
著者 ウィトゲンシュタイン ブックリンクされた本
-評価
未評価感想
「すべての論理命題はトートロジーである」「〜は存在しないとは語り得ない」など、ハッとさせられる言説がちりばめられている。
正直難解な部分が多く、意味をすべて取れている訳はないが、敢えて現時点で解釈すれば、論理的な言語で世界を語ることの限界を示しているということであろう。
我々も世界を構成している一つのものであり、世界の中から世界のすべての構造を語り尽くす事はできないと。
命題は現実の像であるとして、何かを語るという事は、現実の対象と命題を構成する要素との写像構造を解明することと指摘し、その構造を構造の中で記述する事は不可能であるというあたりは、何となく、ゲーデルの不完全性定理を思い出した。
読書の軌跡
20ページ | 2011/05/14 11:23:13 | 再挑戦 |
39ページ | 2011/05/15 02:16:10 | 「xは白い」のxに当てはまるもの全てが「白い」を定義する。とかそういうこと。 |
60ページ | 2011/05/17 00:49:02 |
80ページ | 2011/05/17 23:08:29 |
87ページ | 2011/05/19 00:04:21 | 昔、命題論理を少しやったので、割合さっさと読めている |
102ページ | 2011/05/19 22:22:20 | 「ある意味でわれわれは、論理においては誤りえないのである」 難しくなってきた |
132ページ | 2011/05/22 00:06:17 | いよいよ佳境だけど、ちょっと一休み |
256ページ | 2011/05/23 00:06:23 |
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