Law, Legislation and Liberty: The Mirage of Social Justice [4676回参照されました]
H. Tarkunさん
がこの本を手に取りました。H. Tarkunさんは、これまでに601冊の本を読み、192,344ページをめくりました。
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本の紹介
| 100% [全210ページ] |
状態 | 読み終わった! 2011/07/03 16:37:23更新 |
著者 | F. A. Hayek |
ブックリンクされた本
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評価
未評価感想
副題の通り、「社会正義」というものに対する痛烈な批判。
公平や正義のようなものを、国家という大きな集団に適用する事により、いかに人々の自由が奪われるかを丹念に説明している。
311後、日本社会を覆う空気になんとなく違和感を感じる向きにはおすすめ。
邦訳もあり。
この方の本棚にはF. A. Hayekの本がもう1冊あります
読書の軌跡
17ページ | 2011/04/09 18:47:52 | 公正な行動に関する法やルールは、具体的な目的でなく一般的な価値観に資する |
33ページ | 2011/04/18 21:25:48 | 「公正(justice)」は、本来は人の行為に関して言うものである |
38ページ | 2011/04/19 23:38:15 | ルールが公正かどうかは、個別のケースが産み出す結果では測れませんよ |
44ページ | 2011/05/05 18:56:16 | 何が公正かではなく何が不公正かを判断する事により、特定目的への恣意性をなくせる |
61ページ | 2011/05/07 18:00:27 | legal positivismとの対比 |
70ページ | 2011/05/14 16:16:04 | 方向付けや指示によって動く経済でなければ、「社会正義」という言葉自体、意味を持たない |
78ページ | 2011/05/22 23:51:04 | 「社会的価値: value to society」なんてもんはない。価値とは特定の人(達)にとって判断されるもの |
100ページ | 2011/05/28 17:40:50 | 身近な人を助けるモラルとしての正義には意味があるが、それを社会の基準へ広げると意味を失う |
111ページ | 2011/06/12 19:14:54 | 共通の目的を持たない見ず知らずの人との交換により、お互いに有益な物が得られる→自由市場 |
120ページ | 2011/06/18 15:53:01 | 市場により分配される個々人の経済的な努力は、結局、経済的でない目的に資する |
132ページ | 2011/06/26 18:33:28 | ルールは皆が今持つ地位を守るのではなく、将来のより良い可能性を高めるべき |
139ページ | 2011/07/03 02:23:11 |
210ページ | 2011/07/03 16:37:23 |
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