狼は帰らず―アルピニスト・森田勝の生と死 (中公文庫) [42385回参照されました]
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本の紹介
100% [全324ページ]
状態 読み終わった!
2012/06/24 12:49:23更新
著者 佐瀬 稔 ブックリンクされた本
評価
未評価感想
「神々の山嶺」の主人公・羽生のモデル(森田勝)の評伝であると知り、購入。森田は、人を辟易させるほど、我が強く、強烈なコンプレックスを背景に、人を傷つける言動に平気に及ぶ。本来なら単独行が向かず、寂しがりやなのに、その言動から信用されずパートナーは離れていくし、登山隊に参加しても勝手に下山してしまう。最後には、若手の花形・長谷川常男を勝手にライバル視し、グランドジョラスに挑戦し、遭難死。凄い!というより、読んでいて胸が痛くなる生き様である。
読書の軌跡
324ページ | 2012/06/24 12:49:23 |
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