星と嵐 (ヤマケイ文庫) [77402回参照されました]
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本の紹介
100% [全256ページ]
状態 読み終わった!
2012/03/04 23:26:38更新
著者 ガストン・レビュファ ブックリンクされた本
評価
未評価感想
クライマーとして、アルプスの山岳ガイドとして、「山の詩人」として、著名なレビュファのアルプスの6つの北壁の登攀紀行である。登山の古典的名著であるとのことだが、登攀が単なるクライマーの征服欲の対象としてでなく、大地・宇宙そのものである山に対する愛、山を同じように愛する仲間に対する愛として、敬虔に静謐に詩的に描かれているところが何ともよい。題名も素晴らしいが、山の描写の何と素晴らしいこと。著者はサンテクジュベリを尊敬していたとのことであるが、確かに、「夜間飛行」「人間の土地」(傑作)と共通するところはあるし、星野道夫の眼差しとも似た何かがあるように思った。他の本も読んでみたいと思う。表紙の写真も何とも凄い。
読書の軌跡
256ページ | 2012/03/04 23:26:38 |
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