ミステリウム [261回参照されました]
たむさん がこの本を手に取りました。たむさんは、これまでに10冊の本を読み、3,609ページをめくりました。
本の紹介
100% [全320ページ]
状態 読み終わった!
2012/02/08 00:10:46更新
著者 エリック・マコーマック ブックリンクされた本
-評価
★★★☆☆感想
作者は気取った文章を好み、さらに比喩を多様するので、流して読むと、すんなりと言葉が頭に入ってこなかった。
今年の頭に発行されたミステリ関係の雑誌で、この本を何度か目撃したけれど、そこまでいいかな……。
期待しすぎた感はあるけれど。
ミステリとしての驚きは少ない。
そもそもこれがミステリなのかどうかも怪しい。
ただいくつかの印象的な言葉と出会えただけでも、読んだ価値は十分あった。
読書ペースが全然上がらないので、読み切れるかさえ不安になった。
結局最後までペースは一定。
かなり努力してページをめくった印象が残る。
読書の軌跡
30ページ | 2012/02/03 23:33:42 | うとうとしながら読書。今日は12時には寝よう。霧深い小さな町が舞台の物語。比喩の多い文章も、ストーリーもやっぱり霧に覆われてる感じ。こういう回りくどさは、翻訳小説独特の味だなーと思う |
110ページ | 2012/02/06 13:28:25 | ミステリウムってアクアリウムみたいだと思ってたけど、「職業・秘儀」って意味なのかー |
184ページ | 2012/02/07 16:21:15 | 「真実を語ることができるのは、あなたがあまりよく知らないときだけなのよ」 |
247ページ | 2012/02/07 22:18:24 | 「ここにいるのは、ルーツをもたないので、どんな場所にも数週間で土地の人になってしまえる男であり、危険なほど適応力のある男だった」 |
256ページ | 2012/02/07 22:24:36 | 「美は浅薄であてにならない。もっとずっと深遠で永続的なものが恐怖の力であり暗闇であった」 |
283ページ | 2012/02/07 22:57:06 | そういえばまた炭鉱が出てきた。炭鉱での事故っていう出来事は、外国の人にとって、たとえば今でいう火事のように、ごくあたりまえの災害だったのかな |
267ページ | 2012/02/07 23:07:50 | 『彼らは遠い昔の商人たちのように、自分がなにか首尾一貫したものの一部でありたいと願ったのだ』 |
297ページ | 2012/02/08 00:10:43 | 「きみがキャリックで探していた大量殺人者は、大昔から世界中を自由に活動していて、いずれわれわれもそれにもどっていくんだ。私がいっているのは、いうまでもなく、自然のことだ」 |
320ページ | 2012/02/08 00:10:46 |
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