苦役列車 [103回参照されました]
こばんざめさん がこの本を手に取りました。こばんざめさんは、これまでに622冊の本を読み、212,620ページをめくりました。
本の紹介
100% [全147ページ]
状態 読み終わった!
2012/01/09 14:01:44更新
著者 西村 賢太 ブックリンクされた本
-評価
★★★★☆感想
「どうで死ぬ身の一踊り」に比べると、表現がライトで西村賢太入門者向き。とはいえ、人間を悪しざまに表現させたら天下一品ですねこの人。徹底的に自虐的表現が続いたかと思えば、自身のそのクズぶりを全面的に棚上げし、他人を徹底的に、しかも勝手な決め付けによりこき下ろし溜飲を下げるところなど、これ以上ないというくらいのクズぶりである。
どこまでが本当の姿で、どこまでが虚構なのかはわからないが、この人の小説を読んで、「西村賢太ってこういう人」と思い込んだほうが面白いのかもしれない。
読書の軌跡
73ページ | 2012/01/09 06:39:57 |
147ページ | 2012/01/09 14:01:44 |
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