昭和元禄落語心中(2) (KCx(ITAN)) [19288回参照されました]
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本の紹介
100% [全160ページ]
状態 読み終わった!
2012/01/07 14:24:29更新
著者 雲田 はるこ ブックリンクされた本
評価
未評価感想
1巻がとても面白かった「落語心中」の第2巻(最新刊)。本巻では、名人八雲が、弟子の与太郎と盟友・助六の娘小夏に、「長い夜になりそうだ」と、自身がその死にかかわっているらしい助六との馴れ初め・因縁話(?)を語り始める。花柳界に生まれ陰な魅力を持つ八雲、孤児で太陽のように明るい助六の二人のキャラクターの設定、戦前・戦後の落語界の描写、台詞の巧さ、色気のある絵など、本当に 良くできている。著者が相当の落語好きらしいことも好印象。物語が大きく動き出すであろう第3巻が楽しみ(でも、秋・・)。
読書の軌跡
160ページ | 2012/01/07 14:24:29 |
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