そそるマーケティング [136回参照されました]
エリさん がこの本を手に取りました。エリさんは、これまでに22冊の本を読み、4,820ページをめくりました。
本の紹介
100% [全224ページ]
状態 読み終わった!
2012/01/14 15:59:12更新
著者 電通感性工学ユニット ブックリンクされた本
-評価
★★★☆☆感想
●感想
物を買うことよりも捨てることを考えられる時代に、
どのようにしたら、人の心を揺さぶる
「人をそそる広告」が出来るのか。
物を購入する時の人の脳内会話を、感性工学の観念から
それはもう丁寧に説明された本。
非常に分かりやすいけど、なるほどなぁ~と唸るほどのことは無かった。
潜在意識で無意識に考えていることを改めて説明されて、整理された感じはある。
茂木健一郎氏と、佐藤卓氏、中村拓志氏の
話は面白かった。
茂:日本で感性価値が生まれるためには、
伝統的な感性とモダニズムを結びつける工夫が必要。
日本は感性価値の提供に失敗し続けている。
佐:「分かりやすさ」よりも「興味を持ってもらう」こと。
人の能力を無視した情報過多なデザインが多過ぎる。
「ほどほど」に抑えて、完成させないデザインへ。
中:「服は人間の皮膚の延長にあり、
身体と心と直結している」
建築も人の感情をデザインすることが出来る。
それは人の「ふるまい」の中にヒントがある。
●どうして買ったのか。
・この表紙の目と目が合った。
この本によると、人は人の顔に興味があり、
人の顔のような形や顔のように見える
絵に惹きつけられるらしい。
・「そそるマーケティング」というタイトル。
そうだ、マーケティングって「そそる」ことだと
改めて納得したから。
読書の軌跡
10ページ | 2012/01/07 03:20:28 |
70ページ | 2012/01/09 15:51:10 | 丁寧に説明してくれている |
86ページ | 2012/01/10 08:17:27 |
126ページ | 2012/01/12 16:12:57 |
224ページ | 2012/01/14 15:59:12 |
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