わが解体 (1976年) (河出文芸選書) [222回参照されました]
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本の紹介
100% [全208ページ]
状態 読み終わった!
2012/06/16 14:13:17更新
著者 高橋 和巳 ブックリンクされた本
-評価
★★★★☆感想
京都大学の中国文学科の教師だった作者が京大の大学闘争の経験をまとめたもの。作者によれば、「母校への思想的決別の文章」。重症を負った学生に対して京大病院が適切な処置をしなかった話や、文学部の団交が決裂する話が興味深い。「内ゲバの論理はこえられるのか」では、何故内ゲバは生じるのかとともに、どう防ぐかも提案されている。革命団体の行動が本来なら最も対局であるはずの軍隊のそれと似通っていると言う指摘はなるほどと思わせる。
読書の軌跡
20ページ | 2012/06/02 15:17:28 | そう言えば京都には部落解放同盟とやらがあったな |
180ページ | 2012/06/13 21:31:19 | 「一つの組織の解体は比較的良心的な部分から始まる」 |
208ページ | 2012/06/16 14:13:17 |
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