こんとあき (日本傑作絵本シリーズ) [28回参照されました]
Sigさん がこの本を手に取りました。Sigさんは、これまでに24冊の本を読み、2,089ページをめくりました。
本の紹介
100% [全40ページ]
状態 昔読んだ
2011/12/31 13:33:35更新
著者 林 明子 ブックリンクされた本
-評価
★★★★★感想
砂丘町のおばあちゃんのところから、あきのお守りをするために来た、きつねのぬいぐるみのこん。
あきが上手にはいはいができるようになったときも、始めて靴を履いた日も、こんはずっとあきのそばにいました。こんはあきと遊ぶのが大好きでした。
でも、ある日こんの腕が綻んでしまい、砂丘町のおばあちゃんのところまで、あきと電車で行くことになりました。
おばあちゃんの家に辿り着くまでに、色んなアクシデントが二人を襲います。あきが心細くないよう、その度にこんは「だいじょうぶ、だいじょうぶ」と声をかけるのでした。
一番好きだった絵本です。
久しぶりに読み返してみると、なんだか涙が出て…本当に泣いてしまいました。
こんの優しさ、あきの優しさがとても純粋です。
ぬいぐるみと女の子の友情。子どもの頃の私も感情移入しまくりでした。
母の読み聞かせもまたうまかった。。「だいじょうぶ、だいじょうぶ」の非常に優しい語り方を鮮明に覚えています。
林明子さんの絵もあったかい…
この絵本は本当に出会えてよかったと思っている絵本です。。
読み返して泣いてしまいましたが、もちろん悲劇ではなく、完全にハッピーエンドです(^_^;)
読書の軌跡
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