雨ン中の、らくだ [218564回参照されました]
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本の紹介
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2011/12/30 00:29:05更新
著者 立川志らく ブックリンクされた本
今宵、あの頃のバーで (将棋連盟選書)
エンデュアランス号漂流 (新潮文庫)
山登りはじめました めざせ!富士山編
ぼくはこうやって詩を書いてきた 谷川俊太郎、詩と人生を語る
パリ左岸のピアノ工房 (新潮クレスト・ブックス)
小澤征爾さんと、音楽について話をする
聖の青春 (講談社文庫)
旅をする木 (文春文庫)
シリコンバレーから将棋を観る―羽生善治と現代
どうして羽生さんだけが、そんなに強いんですか?―現代将棋と進化の物語
アフリカの日々 (ディネーセン・コレクション 1)
談志百選
赤めだか
御乱心―落語協会分裂と、円生とその弟子たち
人生、成り行き―談志一代記 (新潮文庫)
談志が死んだ
立川談志の正体: 愛憎相克的落語家師弟論評価
未評価感想
先日亡くなった談志の弟子志らくの談志との日々を綴った自叙伝である(談春の「赤めだか」の青めだかバージョン)。自分は志らくの落語を聴いたことがないが、この本を読んで、改めて聴いてみよう!という気にはとてもならない。以下この本の概要。
① 談志は天才である
② 談志は何よりも、狂気(イリュージョン)である点において、天才で価値がある。
③ その談志が、志の輔でも談春でもなく、狂気の後継者、最大の理解者として、自分を指名した。
④ そんな自分は偉い。凡人には自分を理解できまい。
⑤ 高田文夫も嵐山光三郎も大林宣彦も皆自分のことを天才だと言っている
端的に言えばコンプレックスに裏打ちされた自慢本である。。。
こんなところも談志に似ているのかも・・。しかし、痛い本だ・・と、興味深くあっという間に読み終えた。その意味では書籍としては成功しているかも。
【エッセイ・ノンフィクション2011ベスト】
1 「アフリカの日々」ディーネセン(人生のNO1かも)
2 「どうして羽生さんだけがそんなに強いのですか」「シリコンバレーから将棋をみる」梅田望夫(将棋、面白し)
3 「旅をする木」等一連の星野道夫著作(素晴らしい)
4 「聖の青春」大崎善生
5 「小澤征爾さんと、音楽について話をする」村上春樹
6 「パリ左岸のピアノ工房」T.E. カーハート
7 「ぼくはこうやって詩を書いてきた」谷川俊太郎
8 「山登りはじめました」鈴木ともこ
9 「エンデュアランス号漂流」ランシング
読書の軌跡
288ページ | 2011/12/30 00:29:05 |
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