小澤征爾さんと、音楽について話をする [39930回参照されました]
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本の紹介
100% [全375ページ]
状態 読み終わった!
2011/12/03 14:39:56更新
著者 小澤 征爾 ブックリンクされた本
評価
未評価感想
小澤征爾と村上春樹の組み合わせにびっくりしたが、村上春樹のインタビュワーとしての誠実さ・率直さ、音楽に対する深く真摯な愛情が、小澤征爾をその気にさせ、極めて良質の本を作り上げている。小澤征爾と一緒に色々なベートーベンピアノ協奏曲3番をききながら、あれやこれやいい、カラヤンやバーンスタイン、マーラーについて語り尽くす・・・。何とも贅沢な一冊である。
それにしても、村上春樹の「音楽もの」は素晴らしい。どんなそのへんの音楽評論家の言葉より、その音楽の「核」のようなものを伝えていると思う。本当に音楽が好きで、その好きな気持ちを自分の言葉でしか語らないからであろう。自分は村上春樹の影響でジャズ(ポートレイト イン ジャズ)が好きになり、フルニエ(海辺のカフカ)の大ファンになった。
読書の軌跡
375ページ | 2011/12/03 14:39:56 |
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