タイタンの妖女 (ハヤカワ文庫SF) [211回参照されました]
机龍之介さん がこの本を手に取りました。机龍之介さんは、これまでに149冊の本を読み、60,008ページをめくりました。
本の紹介
100% [全480ページ]
状態 読み終わった!
2010/05/03 23:22:14更新
著者 カート・ヴォネガット・ジュニア ブックリンクされた本
-評価
★★★☆☆感想
「俺はひとつながりの偶然(アクシデント)の犠牲者だった。みんなと同じように。」
慣れないと読みにくい群像劇のようであり、そうではない。いろいろな解釈ができそうな内容。例えば、人類が神から解放される過程とその直後の物語である。神は異星人で、異星人の都合で人類の神みたいな役回りになった男のささやかな復讐劇。<徹底的に無関心な神の教会>が真実であって、神にとって人類はただの手段だった。しかしながら登場人物達は結構、幸せに満足して人生の最後を迎えたりする。そういう不可思議な体験を楽しむ物語なのかもしれない。
「単時点的な意味においてさようなら」
読書の軌跡
250ページ | 2010/04/27 10:59:44 |
350ページ | 2010/04/27 23:26:10 |
480ページ | 2010/05/03 23:22:05 |
480ページ | 2010/05/03 23:22:14 |
コメント
コメントするにはログインが必要です。