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関東
関東(かんとう)とは、日本の中の、特定の地域・地方を指す言葉・概念である。 現在では「関西」という言葉・概念と対比される。 古代 672年に壬申の乱という日本古代で最大の内乱戦争が起き、天武天皇は翌673年に都(飛鳥浄御原宮)一帯を守る為に、東山道に不破関、東海道に鈴鹿関、北陸道に愛発関、と3つの大きな関所(三関)を設置させた。 こうしてこれ以降、これらの三関よりも東側を「関の東側」という意味で「関東」と呼ぶ習慣が生まれたのである。「関東」という言葉・概念は「東国」と同じような意味、響きを持っていた。 律令制が構築された飛鳥時代後期または奈良時代に「関東」という概念が生まれたわけである。三関以東を指して関東と呼ぶ慣習は、奈良時代から平安時代にかけて長らく続き、平安中期に愛発関に代わって逢坂関が三関に加えられたが、「関東」の指し示す地域範囲に大きな異同はなかった。 この時代、天皇や天皇の居所を中心としてものごとは理解されていたので「関東」に対して、中心側と理解されている(現在の)近畿に対して「関西」という用語・概念をあてて理解するようなことは行われていなかった。