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酒(さけ)は、エチルアルコール(アルコールの一種)が含まれた飲料の総称。「お酒」という丁寧な呼び方もよく用いられ、「酒類」や「アルコール飲料」、またソフトドリンクに対して「ハードドリンク」とも呼ばれることがある。西洋ではワインに相当する語彙が総称として用いられることがある。 — アテナイオス、高津博士(訳)『食通大全』 酒は人類史において最古から存在する向精神薬の一つである。人間には普遍的に「じぶん以外の存在になりたい」という潜在的願望があり、酒による酩酊はその願望を叶える有効な手段の一つだった。しかし、酩酊は往々にして混乱や無秩序をもたらし、社会から忌避される。一方で「酒は百薬の長」と言われ、一方では「きちがい水」と言われる。古来より酒は社会にとって両価値的存在だった。 酒の歴史は古く、有史以前からつくられていたと見られている(→#歴史)。種類は多く、製造方法や原料等多種多様であるが、原材料から発酵によってエチルアルコールを生成することで共通している(→#種類)。