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租税回避
租税回避(そぜいかいひ)とは、不当であるが合法な租税負担の軽減・排除のこと。2001年度税制改正により、非居住者に対する公社債利子の源泉徴収について、一括登録国債については、国際カストディアンを経由した場合も非課税対象となされた。 通常、私人は租税を支払いを逃れようとする。このとき、普通の法形式を使わずに、経済的合理性のない「異常な」法形式による取引(私法上の選択可能性の濫用)を行うことで、租税負担を回避することを「租税回避」と呼ぶ。租税回避は租税法律主義によって形式的には合法だが、租税公平主義等の観点から容認できない不当な租税負担の軽減として扱われる。このような抜け道をふさぐために、税法上の個別又は一般の否認規定をもうけて課税の対象とされることがある。租税回避は学問上の概念であって、成文法上の概念ではない。 私法上、私人は私的自治の原則によって異常な法形式による取引を行うことも自由である。しかし、租税法(公法)上は、租税法の公然欠缺(課税要件既定の欠缺)・隠れた欠缺(適用除外既定の欠缺)を利用して租税利益を得ることは望ましくなく、租税回避の否認によって租税回避を防いでいる。