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甲骨文字
『亀甲獣骨文字』より : 甲骨文字(こうこつもじ)とは、中国・殷(商)に行われた漢字書体の一つで、現在確認できる最古の漢字。 古代中国で生まれ発達してきた文字(漢字)と獣骨を用いる占卜とが結びついて文字記録となったものである。亀甲獣骨文字、甲骨文ともいう。 殷後期(第22代殷王武丁以降)の考古学資料が小屯村(殷墟)で大量に出土した。亀の甲羅(腹甲)や牛や鹿の骨(肩胛骨)に刻まれた。 甲骨文字は絵文字様であるが、文字としてすでに抽象性が高い段階に発達している。 現在確認できる最古の漢字であるため、甲骨文に現れた形から、なぜこのような字形になったかという字形解釈の典拠にされている。 殷の卜占(en)では、これらの骨・甲羅などの裏側に小さな穴を穿ち、熱した金属棒(青銅製であったといわれている)を穴に差し込む。しばらくすると表側に卜形のひび割れが生じる。事前に占うことを刻んでおき、割れ目の形で占い、判断を甲骨に刻みつけ、爾後占いの対象について実際に起きた結果が追記された。その際に使われた文字が甲骨文である。 発掘された甲骨文はもっぱら占いの内容が記録されている。