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ことわざ
ことわざ(諺、英語:proverb、ラテン語:proverbium)とは、鋭い風刺や教訓・知識などを含んだ、世代から世代へと言い伝えられてきた簡潔な言葉のことである。俚諺(りげん)ともいう。 ことわざは、観察と経験そして知識の共有によって、長い時間をかけて形成されたものである。その多くは簡潔で覚えやすく、言い得て妙であり、ある一面の真実を鋭く言い当てている。そのため、詳細な説明の代わりとして、あるいは、説明や主張に説得力を持たせる効果的手段として用いられることが多い。 慣用句と重なる部分もあるが、一般の文の中でその一部として用いられるものを慣用句といい、文の形をとるか、または簡潔ながら文に相当する意味を表すものをことわざというのが普通である。 地域と文化 ことわざは、その文化に属する者の思考に、意識的あるいは無意識的な影響を及ぼす。ヨーロッパのそれぞれの文化のことわざは非常に似通っている。一方、異なる文化の間でも同等の意味を持つことわざ・慣用句があることも多い。例えば、「船頭多くして船山に登る」と "Too many cooks spoil the broth."(コックが多すぎてスープが出来損なう)、「覆水盆に返らず」(中国語: 覆水難收)と "It is no use crying over spilt milk." (こぼれた乳について泣いても無駄である)、「日光を見ずして結構と言う勿れ」と"See Naples and then die."(ナポリを見てから死ね)、「虎穴に入らずんば虎児を得ず」(中国語: 不入虎穴,焉得虎子)と"No pain no gain. "(痛みを受けずに得る物なし)などの例である。