女子高生 新装版 全9巻完結(アクションコミックス) [マーケットプレイスコミックセット] [99回参照されました]
らんぶるさん がこの本を手に取りました。らんぶるさんは、これまでに741冊の本を読み、173,229ページをめくりました。
本の紹介
100% [全1760ページ]
状態 読み終わった!
2011/06/29 16:24:30更新
著者 大島 永遠 ブックリンクされた本
-評価
★★★★★感想
入社して数ヶ月経ったある暑い日、会社の中での雑談で高校時代の暑い日の過ごし方を話していた時、女子高出身の人の一言からこんな会話が。
女「暑い時は下敷きをうちわ代わりにしてスカートの中を扇いでいたわよ」
私「え!?でも男の先生だっていたでしょ・・・?」
女「男として見てないモン」
私「(うわ、すげー。男の視線がないとこうなるのか・・・)」
このマンガは女子高生の実態を生々しく描かれた、ある意味恐ろしいマンガです。面白いんだけど、1つ笑う毎に女性に対する何か大切なものが失われていく。そんな感じのマンガでした。そのため全9巻読むのに時間がかかり、辛かったです。
男性誌で描かれる女性像とは雲泥の差があります。色気、ありません。生理ネタ、バンバン出ます。処女か非処女かで深い溝ができています(男性誌だと処女は神聖化されている部分がありますけどね)。男子高生が彼女を欲しがるように、女子高生も彼氏を欲しがっています(当たり前ですね)。男子が女子に対していろんな疑問があるように、女子も男子に対していろんな疑問があります。そして男性誌で描かれるような女性のHなシーン(描写)はありませんが、女子高生同士の会話がストレートすぎてある意味キツイです。
兄弟の中に女性がいる場合は抵抗なく受け入れることができると思いますが、男だけの兄弟または一人っ子の場合は女子高生に対するイメージがボロボロに崩れると思います。女姉妹のいない人にとってはある意味必読書であり、ある意味禁書とも言えます。個人的には早いうちにこの本を読んで幻想を無くすべきだと思います。
ちなみにある女性に聞いてみたところ「女だっておならはするし、ウ◎チだってするわよ」と言い放ち、「だけど女子ばかりだから男子と縁が無かったし、男子とどこまで踏み込んで話していいのか分からなかった。黒歴史よ」と言っておりました。女子も男子同様、悩んでいたようです。
読書の軌跡
1760ページ | 2011/06/29 16:24:30 |
コメント
コメントするにはログインが必要です。