剣ケ崎・白い罌粟 (新潮文庫) [64回参照されました]
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本の紹介
100% [全378ページ]
状態 読み終わった!
2016/12/28 17:22:03更新
著者 立原 正秋 ブックリンクされた本
-評価
★★★★☆感想
決して、この作品、明るさはありません。
ほんの少しですが、光が差し込んでくるかと思ったら…
あっという間に闇にそこにたたきつけられます。
そこに恩情は一切ありません。
表題に出てくる2作品も例に漏れず、
とてつもなく重く、どす黒く、
救いようのない作品です。
特に前者の作品は
今もなお消えることのない差別についての
表現がされているのです。
だけれども、親と子、選ぶ道は違ったのです。
最後に戦争のたとえをしたところが
すごく心に刺さりました。
読書の軌跡
189ページ | 2016/12/28 12:56:04 |
378ページ | 2016/12/28 17:22:03 |
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