東京すみっこごはん (光文社文庫) [3985回参照されました]
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本の紹介
100% [全344ページ]
状態 読み終わった!
2016/06/05 12:35:36更新
著者 成田 名璃子 ブックリンクされた本
評価
未評価感想
食べ物が出てくる小説・漫画に目がない。というわけで、Amazonで評価がとてもよかったこの本を。見知らぬ人達が集い、くじびき制で備え付けのメニューノートを参照して料理を作り、皆で食べるという「東京すみっこごはん」。この設定は面白いが、割と早い段階から結末は見えてくるし、いじめられて居場所のない女子高生、婚活中の女性、留学生など、登場人物の設定だけでなく描写があざとすぎて、しつこすぎて、楽しめなかった。「タルトタタンの夢」とかの方が好き。食べ物小説として屈指なのは、人の心の機微に触れる内海隆一郎の「鰻の寝床」(全ての短編が美味しいそうだし素晴らしい)だと思う。
読書の軌跡
344ページ | 2016/06/05 12:35:36 |
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