処女神 少女が神になるとき [3283回参照されました]
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本の紹介
100% [全352ページ]
状態 読み終わった!
2014/12/14 15:16:23更新
著者 植島 啓司 ブックリンクされた本
評価
未評価感想
ネパールでは「クマリ」という「処女神」の生き神信仰があるというという。クマリは、数十の容姿を主とする厳格な基準で、幼少期に選出され、隔離して育てられ、祭事において国王に匹敵する力を持ち、初潮を迎えるときに退任する。本書は、この風習を数十年にわたりおったフィールドワークものである。前に、バリで選ばれた少女達がトランス状態で一夜だけ踊り(熱に浮かされた月)を踊るという、中沢新一のエッセイを読んだことがあり、その連想から興味があり読んでみた。が、この本は興味深いが、自分には学術的に過ぎた。適度にロマンチックで妄想タップリの中沢新一の民俗学的エッセイの方が肌にあうかな。
読書の軌跡
352ページ | 2014/12/14 15:16:23 |
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