勇気をくれる、インドのことわざ 幸せをつかむ タミル語、ことばの魔法 [1253回参照されました]
taka_akiさん がこの本を手に取りました。taka_akiさんは、これまでに3,187冊の本を読み、938,315ページをめくりました。
本の紹介
100% [全200ページ]
状態 読み終わった!
2014/01/05 15:06:40更新
著者 ニルマラ 純子 ブックリンクされた本
-評価
★★★★☆感想
何となくインドというキーワードだけで買ってみましたが意外に面白かった。日本の諺と同じようなものもあればインドの文化背景に根ざしたものも多数あったり。例えば、
・虎は飢えても草は食べない(人の本質は変わらない)
・猫が牛乳を飲まないことがあろうか(人は見た目で分からない)
・牛乳があるのにバターを探す(手間を惜しむな)
・話し手が種を蒔き聞き手がそれを収穫する(発した言葉は人を巡る)
・雨に濡れる羊を狼が哀れむ(悪意を持っている人は優しそうな顔をする)
・虎のいない町では猫が王(井の中の蛙)
・静かな川にはワニがいないと考えるなかれ
・ゾウが争えば草原も無事ではない
・踊り子は東を向き労働者は西を向く(経済は回る)
・牛は茶でも黒でも、乳は白(見かけに囚われるな)
などなど。それ以外にも「智恵、知識」など考え方に関する諺が多かったのも印象的。
・知るは一滴に過ぎず知らぬは大海の如し
・知ろうとしないことは無知の極み
・千一回目の挑戦を試みよ
・多くの意見があっても決めるのは一人
・批判を退けず、賞賛に驕らず
・熟練者には草でさえも武器
・炎は熱がある限り燃え続ける 地球は回転している限り存在し続ける 人間は挑戦し続ける限り人間である
・幸せは共有すると二倍になり悲しみは共有すると半分になる
・まず相応しくあれ、それから望め
・毒は優しく盛る(忠告は優しく)
・石からジュースを絞る(根気よく取り組む)
・転んだのは自分のせいかそれとも玄関のせいか
・塀の上に立つ猫(物事がどちらに転ぶか分からない)
タミル語の言葉も記載されていますが自分にはチンプンカンプンでしたです…。
読書の軌跡
200ページ | 2014/01/05 15:06:40 |
コメント
コメントするにはログインが必要です。